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徹底比較!ピクサーとディズニーの違い【どちらがより英語学習に向いているのか】

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出展 Pixar Animations Studios(https://www.pixar.com/feature-films-launch)

このブログでさんざんおすすめしているディズニー映画もいいけど、ピクサー映画も最高ですよね。

ですが、以下のような疑問をもったことはないでしょうか?

  • ディズニーとピクサーって何が違うの?
  • ピクサー映画って英語学習に使えるの?
  • ピクサーってディズニーより英語が難しくないかな?

今回は上のような質問に答えていきます。

先に結論を言うと、ピクサーとディズニーにはいくつかの違いがありますが、ピクサー映画も英語学習に超絶おすすめなコンテンツです。

ちなみに、自分は全てのピクサー長編映画を見ており、ピクサー歴は10年以上です。ピクサー映画をディズニー映画同様、いやそれ以上に英語学習に役立ててきました。

ですので、ピクサーについては結構詳しいです。

raccoon
raccoon

今更で悪いけど、ディズニーよりピクサーのほうが好き。

rabbit
rabbit

てめえ。どの口がそんなことを・・・。

そもそもピクサーって何?

ピクサーはディズニー傘下のアニメーションスタジオです。

長編アニメは全て3DCGアニメで、かつてはあのAppleのスティーブ・ジョブズも所属していました。

Pixarの代表作はたくさんありますが、知名度でいうと「トイ・ストーリー」、「モンスターズ・インク」、「ファインディング・ニモ」あたりが有名です。

raccoon
raccoon

自分はここに挙げた以外にも好きな作品がたくさんあるけどね。

2000年代前半にディズニーから離脱しかけたようですが、最終的にディズニーがピクサーを買収し、現在もディズニー傘下となっています。

rabbit
rabbit

2000年代前半はディズニールネサンス後、ディズニー映画が興行的に苦戦していた時期だからね。

raccoon
raccoon

一方でピクサーは2000年代前半はヒット作が次々と生まれていた。思うところがあったんだろう。

ピクサーとディズニー作品の違いは?

Buzz and Woody
出展Pixar Animation Studios(https://www.pixar.com/feature-films-launch)

1990年から2000年前半は比較的明確な違いがあった

2000年代前半まではピクサーは3DCGアニメ、ディズニーは2Dアニメという、作品の見た目における明確な違いがありました。

また、ピクサー作品では、ディズニー作品によく見られる以下の特徴がありません。

  • ファンタジーと魔法の世界
  • プリンセス、プリンス、お城など
  • キャラクターが歌にのせてセリフを言う(ミュージカル風の演出)

これらはピクサー映画では意図的に取り入れられていないものです。

また、ディズニーのアニメータの以下のコメントはふたつの作風の違いをうまく捉えていると思います。

“Pixar films are original stories that always ask “Wouldn’t it be cool if….?” while Disney Animation films are based on ‘Once upon a Time’ fairy tales, books, and historical figures. “

日本語にすると、ピクサーは「もしこんなことがあったら・・・」でディズニーは「昔々あるところに・・・」というかんじですかね。

raccoon
raccoon

同時期に発表されたピクサーのトイストーリーと、ディズニーのポカホンタスやヘラクレスを比べれば明確だね。

2010年代以降は徐々に差異がなくなってきている?

とはいえ、ここ最近はピクサーとディズニーの両者の作品に明確な違いがなくなってきているかもしれません。

特にピクサー出身のジョン・ラセターがディズニー作品にも関与するようになった2009年より後はディズニー作品も3DCGが大半です。

また、ディズニー作品でも、昔話やミュージカル調ではない作品が増えてきた印象があります。

raccoon
raccoon

明らかにOnce upon a timeではない作品も結構ある。ベイマックスとかズートピアとかね。

とはいえ、どちらかというと作品の傾向に変化が見られるのはディズニーのほうですね。

ピクサーでは今後もディズニー作品である「アナと雪の女王」や「塔の上のラプンツェル」のような作品はまず作らないでしょう。

ピクサーとしては珍しい設定の「メリダとおそろしの森」は主人公がプリンセスで魔法も出てくるピクサーの異色作ですが、やはり歌は歌わないです。

rabbit
rabbit

「メリダとおそろしの森」ってピクサー作品だったのか。意外。

raccoon
raccoon

自分も見るまではてっきりディズニー作品だと思ってた。

だらだらと述べてきましたが、今はこのあたりはあまり気にする必要ないです。

rabbit
rabbit

だからそれ先言え。

ピクサー映画って面白いの?

inside out joy
出展Pixar Animation Studios(https://www.pixar.com/feature-films-launch)

繰り返しになりますが、個人的にディズニー作品より好きです。

もちろんピクサー、ディズニーとひとえに言っても、その中で面白い作品もあれば、そこまではまらない作品も正直ありますけどね。

自分が考えるピクサー作品の魅力は以下のとおりです。

ピクサーの魅力は斬新な設定と深いストーリー

個人的にピクサー作品全体に共通するのは「設定の斬新さ」と「ストーリーの深さ」だと思います。

設定に関しては斬新なだけでなく、破綻しないようにかなり綿密に作り込まれています。

raccoon
raccoon

人間のいない車だけの世界とか、モンスターだけの世界とかね。

rabbit
rabbit

そういった奇抜な設定でも、経済活動レベルまで考えて成立させているのがピクサー作品。

逆にいうとそれ以外に各作品に共通点らしい共通点はなく、ジャンル、設定、キャラクターなど作品ごとにバラバラです。

raccoon
raccoon

強いて言うなら特に初期の作品は人間が主人公でないのが特徴。CGアニメだからだろうね。

rabbit
rabbit

Mr.インクレディブルがピクサーで初の人間を主人公にした作品なんだよね。

raccoon
raccoon

まあ、あの家族を人間と呼んでいいかどうかは置いといてだな。

なかには「カーズ」や「インサイドヘッド」、「WALLE」、「カールじいさんの空飛ぶ家」など、大人向けの実写映画を余裕で超えてくる深さと鋭さを持った作品も多いです。

rabbit
rabbit

ピクサーではひとつの作品のストーリーを作るのに、最低でも1年以上かけるらしいからね。相当こだわって作っているらしい。

その点が自分が純粋なエンターテイメント性の強いディズニー作品よりも好きな理由でもあります。

raccoon
raccoon

まあディズニー作品にはディズニー作品の良さがあるから、そもそも比較するものじゃないけどね。

rabbit
rabbit

記事の途中で記事の存在意義を全力で潰すようなセリフを真顔で吐くな。

繰り返しになりますが、ピクサーの一番の魅力はストーリーの「深さ」だと思います。

なお、深いといっても、ジブリ作品のような作中で語られない謎についての考察が必要な深さではありません。

重厚な、思わず話に引き込まれてしまうようなストーリーということです。

子供向けにピクサーのDVDを買って、親の方がハマってしまったというのもよく聞く話です。

まだ見たことない人は、もしかすると自分の中のマイベスト映画がピクサーでみつかるかもしれません。

raccoon
raccoon

正直、自分も数年くらい実写も含めて「カーズ」を超える映画に出会えなかった時期がある。

rabbit
rabbit

単にほとんど映画見てなかっただけとかじゃないだろうな。

もちろんCGの技術や音楽も作品の魅力

もちろん、ストーリーだけでなくCG映像の美しさなどの技術や、素晴らしい音楽などピクサー作品の魅力のひとつでもあります。

CGの美しさや滑らかな動き、演出が作品を盛り上げ、完成度を高めているのは間違いありません。

あと、主人公がセリフに乗せて歌を歌うことはないですが、挿入歌が入っていることが多く、たまにその挿入歌が異常なレベルで作品の雰囲気にハマることがあります。

挿入歌以外の音楽も、素晴らしいものばかりです。

rabbit
rabbit

Mr.インクレディブルとか音楽かっこよすぎなんだよね。

raccoon
raccoon

あの作品は音楽以外もセンスがありすぎて困る。

ピクサーって英語学習に向いてる?

英語学習者の皆さんお待たせしました。いよいよ本題ですね。

ピクサー映画は英語学習におすすめ

結論としては、ピクサー映画は英語学習にかなりお勧めできます。

他の記事でさんざんディズニー映画がおすすめ、と言ってきた私ですが、ここだけの話、自分が繰り返し見た映画の一番はピクサーの「カーズ」か「Mrインクレディブル」あたりかもしれません。

rabbit
rabbit

お前は公然と嘘をついていたのか?

raccoon
raccoon

嘘ではない。神が二人いた、と言っているだけ。

ピクサーとディズニーの違い(英語学習視点)

ただ、英語学習という視点でみたとき、ピクサーとディズニー作品には以下の違いがあります。

  • ピクサー作品では、英語がディズニーより難しい作品もある。
  • キャラクターによっては非常に早口だったり、即座に理解が難しい長いセリフの多いキャラもいる。
  • 一部を除けばピクサー作品は2時間近いので、ディズニー作品特有の「お気軽さ」は少し薄れる。
  • ストーリーがディズニーよりも少し複雑な場合がある。
  • 作品によっては、会話が非常に少ないものがある。

ただ、上記の違いは英語学習の際に「そこまで気にする必要なし。」というのが持論です。

ディズニーにしろ、ピクサーにしろ、これらを英語学習に使うのは、楽しく英語を学ぶというのが目的です。

ですので、その目的が達成される限り、自分が見たい作品で勉強をするほうが良いに決まっています。

ピクサー作品で気に入った作品があったら「この作品が好きだけど、ピクサーはディズニーより難しいからやめとこ。」とか考えず、自分のお気に入りの映画を使って英語学習してみましょう。

「面白いけど英語としてはちょっと難しすぎるかな」と思ったら、その段階で他の映画にすればよいのです。

raccoon
raccoon

自分が好きな作品で楽しんで英語を勉強するのが継続の1番のコツだよね。

rabbit
rabbit

強いて挙げるならWALLEかな。前半40分くらいほとんど誰も喋らないというかなり奇抜な映画。

raccoon
raccoon

確かに。WALLE自体は超名作なんだけど、英語学習素材という視点ではちょっと難があるね。

ピクサーのおすすめ映画は?

こちらは長くなるのでそのうち別記事にまとめます。

今の段階では「ほぼ全て」と言っておきます。

ちょっとでも気になった作品はどんどんトライしてみましょう。

raccoon
raccoon

ピクサーは神作品だかけだからほとんどハズレはないよ。

rabbit
rabbit

全部、とはいわないんだな・・・。

まとめ ピクサーもディズニーも両方英語学習に超絶おすすめ

ピクサー作品もディズニー作品も、細かい違いはありますが、どちらも映画としての魅力も、英語学習向けの教材としても、超絶おすすめです。

しかも、今はほぼ全てのディズニー作品とピクサー作品をまとめて見れる、ディズニーデラックスというディズニー公式の動画配信サービスがあります。

しかもお値段月額700円。しかも今なら初月無料!

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ディズニーデラックスについては以下のブログでレビューしていますのでよろしければどうぞ。

以下のページでは、ピクサー含むディズニー映画を使った効果的な英語学習法を説明しています。

コメント

  1. […] 徹底比較!ピクサーとディズニーの違い【どちらがより英語学習に向いているのか】ピクサー映画とディズニー映画の違いを、主にピクサーに視点を置いて作風や英語学習視点で説明し […]

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